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日本実験動物技術者協会は、実験動物科学の一翼を担う実験動物技術者の全国的な組織です。

第55回総会事務局

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大会長挨拶SPEECH

大会長挨拶

                      第55回日本実験動物技術者協会総会 2021Gifu
                      大会長 千原 猛(四日市看護医療大学看護医療学部)
 
 私ども一般社団法人日本実験動物技術者協会は、第55回総会を、2021年10月14日(木)〜16日(土)の3日間、長良川国際会議場(岐阜県岐阜市)にて開催することになりました。現在大会実行委員一同、全国の皆様をお迎えする準備を進めております。
 私ども実行委員一同は、昨年新型コロナウィルスの感染予防のために開催中止となってしまった第54回総会in旭川組織委員会の皆様の気持ちを鑑み、本総会は旭川組織委員会の思いを引継ぐ気持ちで準備にあたっております。今大会のテーマを「実験動物技術者の未来をさぐる」といたしましたが、これは旭川大会の「実験動物技術の開拓者たちよ、大志を抱け!」の大会テーマから、さらなる飛躍を目指した思いを込めています。
 現在、私ども実験動物技術者が関わる分野は、動物を用いた基礎実験を始め、日常の飼育管理、施設管理から実験者への講習など多岐にわたっています。動物実験に向けられる厳しい社会的要請のなかで、動物実験の第一線にいる我々実験動物技術者が果たす役割は、精度の相違による実験結果への影響をなくすための技術の標準化の確立とともに、日々多様化する研究ニーズ等への柔軟な対応が必要になってきます。そのためにも私ども実験動物技術者は、これまでの技術の継承と発展を両立させることが必要であると考えています。
 今大会では、「実験動物技術者の未来をさぐる」のテーマのもと、実験動物科学・技術の発展のために、私ども実験動物技術者が、今、そして今後に果たすべき役割は何かを、参加者全員で考える研鑽の場にできればと思います。
 そうした思いから、本大会の特別講演を、本来の生物の姿を水族館で再現するために奮闘されております、本大会の地元にある世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふの館長である池谷 幸樹先生にお願いしました。また、教育講演では、約10年の歳月をかけてアルツハイマー病の新しいモデルマウスを開発されました、名古屋市立大学大学院医学研究科・脳神経科学研究所・認知症科学分野教授 斉藤 貴志先生にご講演いただきます。その他、これまで先人からの知識・技術の継承だけでなく、多種多様化する動物実験の世界において技術者としてどう対応していくか、どうあるべきかを考えていくきっかけになるよう、多彩なシンポジウムやセミナーなどの企画を検討しておりますので、決定次第にホームページに掲載させていただきます。
 全国総会の岐阜県での開催は22年ぶりとなります。岐阜は戦国時代、「美濃を制する者は天下を制す」と言われ、畿内進出の重要な地点でした。織田信長が天下統一を目指すことを決意した地でもあり、この地で信長は熟考を重ねたことでしょう。私ども実験動物技術者もこの岐阜で、これからの未来に向かって果たすべき役割を熟考し、そして話し合いましょう。
 新型コロナウィルスの感染状況が非常に心配でありますが、私たち実行委員一同はコロナウィルスの感染終息を願い、参加者の皆様に満足いただける有意義な会となるよう鋭意努力し準備を進めて参ります。関係各方面の皆様には格別のご支援を賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
10月には、清流長良川と岐阜城を山頂に頂く紅葉の色づきはじめた金華山の麓で、皆様のご参加を実行委員一同お待ちしております。